新日本プロレス12日の両国大会で行われたNEVER無差別級6人タッグ選手権は、挑戦者のYuto―Ice(29)、OSKAR(28)、ジェフ・コブ(44)組がウィル・オスプレイ(33)、HENARE(34)、グレート―O―カーン組を撃破し第35代王者に輝いた。

 IceとOSKARの「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」は7日後楽園大会でHENARE&オーカーンからIWGPタッグ王座を奪取。勢いそのままに「ユナイテッド・エンパイア(UE)」が保持するもう一つのタイトルに挑んだ。

 オスプレイの新日本マット復帰に端を発した〝お家騒動〟に揺れるUEは、リーダーのカラム・ニューマン以外のメンバーがセコンドに就く。IceはAEW世界王者のオスプレイに奇襲を仕掛けると、激しい打撃戦を展開。ハイキック、バズソーキックを打ち込んでいった。するとここでカラムが登場し、オーカーンにイスを手渡す。これはオスプレイはリング外に投げるなど、UE内の複雑な人間模様も徐々に表面化し始めた。

 孤立したIceはコーナーに乗せられ王者組の合体技を狙われるも、コブが救出に訪れ阻止。HENAREのヘッドバットをオーカーンに誤爆させ、数的優位を築く。最後はOSKARとの合体技K.O.BでHENAREを沈めてみせた。

 試合後のリング上ではカラムとにらみ合った末にマイクを握ったオスプレイから、IWGPタッグ王座挑戦を要求された。Iceは英語で「このタイトルが欲しいのか? 誰がパートナーだ?」と問いかけると「おいお前ら、オスプレイがタッグに挑戦したいらしいぞ? 俺もお前をもっと感じてえな。コイツ使ってもう一丁カネ儲けしようか」と受諾。「俺にはアイデアがある。俺らがよ、コイツが組む相手決めてやる。カラムだ。想像してみろK.O.B対オスプレイ&カラム、クソハイにならんか?」と、UE内で対立する新旧リーダータッグを挑戦者に指名し、11月3日広島大会での王座戦が急浮上した。