先日、作曲家の故三木たかしさん(2009年没・享年64)の娘・ようこ(34)を単独インタビューする機会があった。ここでは本紙で書ききれなかったエピソードを紹介したいと思う。
三木さんといえば、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」や石川さゆり「津軽海峡・冬景色」など、日本を代表する名曲の数々を生み出した日本音楽史上に残る“レジェンド”である。日本レコード大賞を何度も受賞し、日本作曲家協会の理事長も務めた重鎮だ。その娘が「週刊ポスト」でヘアヌードを披露するというから大変。関係者からそれを伝え聞いた私は、さっそく本人を直撃したというわけである。
ようこは三木さんの2番目の妻の長女にあたる。10代のとき、グラビアアイドルユニットを組んだり、バラエティー番組に出演したりと芸能活動を行ったことはあるが、現在は普通の会社員。
とはいえ、かつて芸能界のスポットライトを浴びたオーラは隠せない。目鼻立ちのクッキリしたアイドルフェースもさることながら、T153センチ、B83(Eカップ)・W58・H84のメリハリボディー、そして何よりオトナの女性としての色香に私も圧倒されたものだ。実際、写真家の野村誠一氏が手がけた今回のヘアヌードを見てみると、予想以上の出来栄えにビックリ。これは天国のお父さんもきっと納得してくれるに違いない——そう思ったのである。
「父は私のことをすごくかわいがってくれました。一度も怒られたことがないんですよ。ラジオのオンエア中でも私の電話には必ず出てくれたほどです」と屈託なく笑うようこ。
そこで私が「お父さんの墓前に報告しました?」と聞くと「それがまだなんですよ〜」と予想外の回答。聞けば「父は霊感が強く、万一ジャマされたくなかったんです」というのだ。
「月命日には必ずお墓参りはしているんですが、例えば交際男性とうまくいかないとき『この人とは会いたくないな〜』とお父さんに言えば、どういうわけか絶対会わなくなるんです」
また、三木さんの他界後、29歳のときに、ようこは一度結婚したことがあるのだが、婚姻生活はわずか3か月で終了した。実は三木さんはようこの結婚には大反対していたという。
「『彼氏はいっぱいつくっていいけど、結婚はしてほしくない』と常々言っていました。私の結婚の話が出ると、わざとせきをしたり、『お父さん、星になるとか言ったり』(笑い)」
もちろん、ただの偶然だろう。だが、生前、こんなことがあったという。
「父はお酒を飲んで酔っぱらうと、額に刀に切られたような痕が浮き出てくるんです。本人は『前世で侍だったんじゃないか。それで斬られたんだと思う』と言っていたんですが…。もちろん、周囲にいる人にもしっかりと見えました。すごく不思議なんですよね〜」
そんなわけで、ようこは三木さんの墓前に報告するのをためらってしまったようだ。たしかに、さまざまなインスピレーションを受け取った天才である。人知を超えた力があっても当然と言えば当然かもしれない!?
(文化部デスク・土橋裕樹)
