プレゼント企画などでは賞品が豪華であればあるほど、当然のごとく応募数も多くなる。これは宝くじにも当てはまる。賞金額が決まっているジャンボ宝くじなどは別だが、ロトやナンバーズなどの数字選択式と呼ばれるタイプのものは、的中が出なければ賞金がキャリーオーバーとして次回に繰り越される。上限額は決まっているが、その回によって期待できる1等賞金額は変動するわけだ。
例えばロト7。先週の抽選(10月26日)の販売実績額は33億4497万2700円。これはロト7の歴代4位。1位は第85回(2014年11月21日)の36億5886万5700円だ。歴代ワーストは今年1月の第246回で記録した13億7228万5500円だから、多いときと少ないときの差はかなり極端だといえる。
その違いに最も関係が深いのが、キャリーオーバーの額だろう。先週のケースが顕著な例で、その前回までに5抽せん連続で1等該当なしとなっており、キャリーオーバーは歴代1位の31億8290万5730円にまでふくれ上がっていた。繰越額がここまで多ければ、的中が出た場合は1等10億円がほぼ約束されているわけなので、ロト7ファンもここぞとばかりチャレンジしたに違いない。ちなみに1月の販売額ワースト時には、キャリーオーバーが0円だった。
結局、先週の抽せんでは1等10億円が2口的中となり“インフレ”は少し落ち着いた感じだが、まだキャリーオーバーが18億円以上あるので今週もそれなりの販売額になりそうだ。
この法則(というほど大層なものでもないが)は、本紙が毎週実施している「クイズ大予言」にも当てはまる。競馬のメインレースの4〜6着を予想するというクイズだが、これも正解者が出なかった場合にはその週の賞金が次回に繰り越される。ずっと正解がなければ3万円が6万円、9万円、12万円と増え続けるのだが、その金額と読者の方々からの応募ハガキ枚数が、ロト7同様に比例しているのだ。だいたい1回繰り越されると枚数は2倍になる。つまり12万円のときは、3万円のときの4倍ぐらいのハガキをいただいている感じだ。
ロト7は前回までの288抽せんのうち、1等該当なしだったのが150抽選あり、半分以上の回で的中が出ていない。東スポのクイズ大予言も、正解者ゼロのケースが圧倒的に多い。どちらも難易度が高い証拠だが、それだけにチャレンジャー魂に火がつくのだろう。クイズ大予言は前回正解者があったため、賞金は3万円にリセットされてしまったが、多数のご応募をお待ちしております。
(文化部デスク・井上達也)
