【デスク発ウラ話】SKEのV予想に燃える中日ナイン

2020年03月09日 22時00分

 中日ドラゴンズの調子がなかなか上がらない。オープン戦2勝6敗(3月9日時点)で巨人とともに12球団最下位。チーム打率2割1分8厘も12球団最低である。過去10年、オープン戦最下位のチームがペナントレースで優勝したことはないという気になるデータもある。

 とはいえ、個人的にはひそかに「今季は期待できるのではないか」と思っている。大島、高橋、ビシエド、平田、福田ら打撃陣のレベルは決して他チームに引けを取らないし、投手陣も小笠原、山本ら若手が成長を見せている。選手に気持ち良くプレーさせてあげようと常に気を配っている与田監督の采配がはまれば、9年ぶりのリーグ優勝は十分にチャンスがあるはずだ。

 先日、中京スポーツ(東京スポーツ中部版)の企画でドラゴンズの応援大使を務めるアイドルグループ「SKE48」のメンバー20人に今季のセ・リーグ順位予想をしてもらった。結果は20人中8人がドラゴンズの1位を予想(ちなみに巨人の1位予想が7人、DeNA、広島が2人、阪神が1人)。1位予想の8人を含め16人が8年ぶりの中日Aクラス入りを予想していた。

「忖度なしのガチ予想で」とお願いしたアンケートには順位予想とともにドラゴンズへのひと言応援メッセージも書いてもらったのだが、こちらは紙面への掲載を断念した。というのも想定していた以上の熱量と分量の応援メッセージが送られてきたため、とても予定していたスペースでは収まらなかったからだ。

「幼いころから中日ドラゴンズにはうまくいくときも、うまくいかないときも応援するからこその一喜一憂できる楽しみをいただいていますが、今年はもうひと粘り、もうふた粘りする姿で更に熱狂させてほしいです! 楽しみにしています」(須田亜香里)

「ドラゴンズが優勝するところが見たいです! 期待しています! 開幕したら応援にもいかせていただきたいなと思っています。みなさんお身体に気を付けて頑張ってください」(仲村和泉)

「恐縮ながらドラゴンズの大ファンである父と順位予想させていただきました。昨シーズンはナゴヤドームのイベントにも出演させていただいてSKE48としてもドラゴンズを応援できてとってもうれしかったです。今シーズンこそはSKE48が勝利の女神になれるようにわたしたちもドラゴンズファンのみなさんと一緒になって熱く応援していきたいです!」(江籠裕奈)

「SKE加入前にチアドラキッズ、ガールズとやらせてもらって小さいときから応援をさせていただいてます。これからもずっと中日ドラゴンズとドラゴンズを応援する全ての皆様を愛しています。頑張れっ、ドラゴンズ!」(竹内彩姫)

 これらは応援メッセージのほんの一部を抜粋したものだが、どのメンバーもアンケート用紙にぎっしりとプロ野球やドラゴンズに対する熱い思いを書いてくれた。SKEのメンバーだけでなく、名古屋のドラゴンズファン、そして全国のプロ野球ファンが3月20日のシーズン開幕をワクワクしながら待っていたはずだ。

 だが、残念なことにコロナウイルス感染拡大の影響で9日、プロ野球の開幕延期が決定。2リーグ分裂後、プロ野球の開幕が延期されるのは東日本大震災のあった2011年以来9年ぶり2度目のことだという。

 収束の見えないコロナ禍に社会全体が重苦しい空気に包まれてしまっている。でも、こんなときこそ人々を明るく前向きな気持ちにしてくれるのがスポーツやエンターテインメントの力だと思う。

 ドラゴンズ躍進を期待するSKE予想を受けて「勝ってほしいとそれだけ願ってくれてるわけですからこんなにうれしいことはないです。僕も開幕投手を任されたし、共に頑張って愛知県を盛り上げたい」(大野雄)、「SKEさんに負けないように頑張りますよ」(小笠原)と中日ナインも燃えている。

 誰もが不安なくスポーツやエンターテインメントを楽しめる平穏な日常が早く戻ってきますように。そしてそのときにはドラゴンズやSKEの活躍を名古屋からどんどん発信していきたい。

(中京編集委員・宮本泰春)