【ボートレース桐生GⅠ・開設59周年記念 赤城雷神杯(15日開幕):周辺ガイド】富岡製糸場の世界遺産登録、ゆるキャラ日本一「ぐんまちゃん」など、近年は群馬県が熱い! そこで本紙は年に一度のビッグレース直前、この地でしか味わえない「ご当地グルメ」を紹介する。今回のナビゲート役は、群馬支部所属の“大食い女子レーサー”深尾巴恵だ。飛び切り明るく、出されたモノは何でも平らげる彼女が、桐生B級グルメの魅力をたっぷりお伝えする――。

☆ふかお・ともえ=1992年9月25日生まれ。群馬支部の115期生。2014年11月の桐生でデビュー。レーサーとしての目標は「群馬の星になる」。スポーツ歴はソフトボール、サッカー。身長156センチ。独身。血液型=B。

<子供洋食>ふかしたジャガイモをかつお節と桜エビで炒め、ソースで味付けしたシンプルな料理。昭和初期に桐生地区でリヤカーで引き売りされ、子供のおやつとして普及。その後は家庭料理としても親しまれたが「子供洋食」のメニューがある飲食店はほとんどなくなり、地元では“絶滅危惧グルメ”ともいわれている。

 そんな貴重な「子供洋食」を提供しているのが「武正米店」だ。オーナー武正恒司さん(74)は言う。「当時は50銭くらい。腹持ちがいいから子供が喜んで食べてね。ソース味が洋風っぽいので、誰が言いだしたか『子供洋食』って呼ばれた。子供のころに食べていた人はもう70代。今では昔を思い出してビールのおつまみとして楽しんでますよ」。こんな歴史が深い食文化をぜひ後世に残してほしいが「後継ぎがいないからオレの代でおしまいかな。作り方を伝授するから、誰かが受け継いでほしいなあ」と切実だ。

 深尾巴恵「高崎出身なので「子供洋食」は知りませんでした。初めて食べてみて、とっても温かい気持ちになりましたね。かつお節とエビの風味が食欲をそそり、海ナシ県の群馬なのに海を感じさせる香り。なんといっても昔ながらの優し~い味でした。今の子供も十分、喜ぶと思います。ぜひ選手食堂にも置いてほしいですね!」

【武正米店】
 ▽住所 群馬県桐生市浜松町1―6―35
 ▽電話 0277・44・7919
 ▽営業時間 午前10時~午後6時
 ▽定休日 日曜日

焼きまんじゅうはタレとあんこが絶妙なコラボ!
焼きまんじゅうはタレとあんこが絶妙なコラボ!

<焼きまんじゅう>群馬県民にはなじみが深い「焼きまんじゅう」。縁日などでも定番の群馬名物で、県内にはいくつもの専門店が存在する。今回は遠方からも客が来るという老舗の「上州忠治茶屋本舗」を訪問。秘伝のタレが人気の「焼まんじゅう」(1串135円)のほかに、あんこが入った「あん入り焼まん」(1串230円)を出してくれた。タレの甘辛さとあんこの甘さが絶妙なバランス! 同店代表取締役の桜場悦子さんは「ネットの影響もあって以前より焼きまんじゅうが知られてきましたね」と語る。今も老若男女に支持されるB級グルメ。全国区になる日が来るかも?!

 深尾巴恵「小さいころから焼きまんじゅうを食べていましたが、あんこ入りは今回が初めて。食べる前は「どんな味かな?」って微妙でしたが、食べてビックリ! タレとあんこがお互いに味を引き立てていて、こんなに合うと思いませんでした。エースモーターとボートを同時に引いた…みたいな感じ。この感動、伝わりますかね(笑い)」

【上州忠治茶屋本舗】
 ▽住所 群馬県伊勢崎市上蓮町657
 ▽電話 0270・32・0124
 ▽営業時間 午前8時半~午後5時半
 ▽定休日 火曜日

フードコートで人気のソースかつ丼
フードコートで人気のソースかつ丼

<ソースかつ丼>最後はボートレース桐生のレース場内グルメを紹介しよう。桐生に来たらやっぱり「ソースかつ丼」を食べなければいけない。そんな使命感に駆られ、向かった先は南ウイング1階のフードコート内の「こめ蔵(こめぐら)」。ここで人気の「ソースかつ丼」(690円)を注文した。甘辛いソースがかかった熱々のカツは美味! これを食べて、舟券でも「勝つ!」といきたいところだ。

 深尾巴恵「初めて桐生のフードコートで食事しました。なんか昔の学食を思い出しましたね。カツがサクサクしていて最高! 焼きまんじゅう、子供洋食を食べた後でもどんどん口に入っていきました。いや~、それにしても今回は食べた食べた。私は食べることが大好き! 今回の取材で大食いキャラがバレてしまいましたね。でも、レース前はプロとしてきっちり減量してますのでご心配なく!」