元ノアのKENTA(33)が11日(日本時間12日)、衝撃のWWEデビューを果たした。フロリダ州ウィンターパークで行われたWWEの育成部門「NXT」の2時間特番「テイクオーバー」に登場し、新リングネーム「ヒデオ・イタミ」を自ら発表した。名前の由来をめぐり、ファン、親交のある日本人選手の間で話題沸騰。新リングネームに込められた意味とは――。

 KENTAはグレーのスーツ姿で登場。「ハロー、NXT! 今日から俺はヒデオ・イタミとして新しくスタートを切ります。みんなのヒーローになれるように、このリングでベストを尽くしたい」とあいさつすると大歓声が湧き起こった。

 直後にNXTタッグ王座から陥落したジ・アセンション(コナー&ビクター)に急襲されたが、これをエルボーと蹴りで迎撃。大会直後にはツイッターで「日本からLIVEを見てくれた皆さんありがとうございました。特別な時間を共に過ごせた事を嬉しく思ってます」とコメント。自らリングネームの漢字表記を「伊丹英雄」とした。

 一方「ヒデオ・イタミ」の由来をめぐり、さまざまな意見が飛び交った。兄貴分の帝王・高山善廣(47)は「英雄はヒーローの意味と、彼は野球小僧だったから少年時代のヒーローだった野茂英雄じゃないか」。「ヒデオ」は大リーガーの先駆者となった野茂氏の由来説が、圧倒的だった。

 またノア時代のライバルだった丸藤正道(34)は「外国人に分かりやすい名前なのか、野茂さんと伊丹監督なのか…。お二人のように、世界で活躍することを期待したのでは」と話すように「イタミ」は映画監督の故伊丹十三氏から取ったものだという声も多い。一方でネット上では「痛みひでえよ」と解釈する向きや「7月の日本公演で大阪大会をやったから、伊丹空港」という声もあった。

 WWEジャパンは「本人の意向を生かして決めたと聞いています。詳しい由来は聞いていません」と説明。師匠の小橋建太(47)は「何でその名前?っていうのはあるけど、慣れてくると思うし。3文字だとコールしやすいし、いいんじゃない。この名前にどれだけ『魂』をつぎ込めるか」と期待を込めた。

 いずれにせよこれだけ話題になったことで、まずはリングネームだけで世界中のプロレスファンに大きなインパクトを残したのは間違いない。注目の男ヒデオ・イタミは来週中にもデビュー戦を迎える。