ご愁傷さまじゃ――。「とんこつ大花火」(21日、博多スターレーン)で電流爆破デスマッチに臨む大仁田厚(56)が19日、藤原喜明(64)の生前葬を強行した。大谷晋二郎(41)と組み、藤原、髙山善廣(47)組と対戦する邪道は「どうせリングで死ぬんだから」と一足早く、藤原の冥福を祈った。

 ひどい。あまりにもひどすぎる。机の上には渋い表情の藤原の“遺影”が…。線香の匂いがたちこめる中、大仁田は「ナンマイダ~、ナンマイダ~」とわざとらしく唱え、1分近くも合掌。まさに藤原の生前葬で、遅れて会見場に現れた大谷は「な、なにやってんですか…」と絶句。さらに遅れて登場した髙山にいたっては「組長、亡くなっちゃったんですか?」と一瞬、勘違いしたほどだ。

 大仁田は「どうせ博多のリングで死ぬんだから。もう二度と組長には会えないから、生前葬をした」と何くわぬ態度。本来ならこの日は爆破マッチに出場する4人が揃うはずだったが、大仁田が藤原の出席を拒絶し“有志”3人だけで行われた。本人不在の中、不謹慎すぎる爆殺デモが強行されてしまった。

 ミスター・ポーゴと爆破マッチの経験はある藤原だが、60代の挑戦となれば命の保証はない。さらに2007年には胃がんを宣告され、死の恐怖と直面しているだけに、いくら邪道流とはいえ縁起でもなく不謹慎極まりない。それでも大仁田に悪びれる様子はみじんもなく「どうせ死ぬならレスラーは派手に死なんと」と高笑いを決め込んだ。

 先輩パートナーを侮辱された髙山は「大仁田は確実に腕を折られる」と怒りの宣告。一方、バチ当たりな邪道を相棒にして初の爆破マッチに挑む大谷は「怖いですよ…」と生前葬でさらに恐怖を感じたのか顔面蒼白。

 最後は何が何だか分からないまま、大仁田と仲良く藤原の“遺影”に手を合わせていた…。