まさかの新ユニット誕生か!? 東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞」授賞式(16日)で、史上初の3年連続3度目の最優秀タッグチーム賞を受賞した諏訪魔(43)、石川修司(44)の「暴走大巨人」と、特別ゲストのアイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈(22)が危険な遭遇を果たした。意外にも意気投合を見せた3人がぶち上げたのは…。

 珠理奈:初めて近くでご一緒させていただいたんですけど、圧迫感がすごいですね。ただ、意外と笑顔が優しいんだなって思いました。

 諏訪魔:そうですか(ニッコリ)。

 珠理奈:お2人は、その大きさとやさしさのギャップがいいんですよね。地域貢献活動も積極的にされていて。例えば諏訪魔さんはキッズレスリング教室や、町おこしプロレスをされたり。

 諏訪魔:プロレスを見たことない人が見に来てくれるきっかけにもなりますからね。次は3月29日に小田原城でやるから。「かまぼこ桜まつり」ってところで。

 珠理奈:かわいい!

 諏訪魔:俺、かまぼこ大好きなんすよ。昔、某選手からかまぼこって言われたのがきっかけなんですけどね。

 石川:リング上で無理やりかまぼこを食わされたんですよね。

 諏訪魔:とにかく、小田原ではプロレスを見たことがない人にプロレスを伝えて、一緒にかまぼこを食べるんです。

 珠理奈:ぜひ行きたいです! 実は私も社会貢献的なことをしたいんですけど、どんなことをしたらいいか悩んでいて。

 諏訪魔:海でゴミ拾いとか、そういう簡単なことからスタートしてもいいかもしれない。あとは老人ホームで歌ったりとかどうですか。

 珠理奈:なるほど!

 諏訪魔:プロレス好きになったきっかけは?

 珠理奈:初めて見た時、やられても起き上がる選手の姿にパワーをいただいたんです。自分もファンの方に「明日も頑張ろう」って思ってもらうことを目標にやってきたので、勉強になると思って。

 諏訪魔:そうなんだ。

 珠理奈:でも普通に選手に「キャー!」ってなってる時もあります。

 諏訪魔:例えば?

 珠理奈:全日本だと、宮原選手。

 諏訪魔:よし。帰ろう(笑い)。

 珠理奈:待ってください(笑い)。ジェイク・リー選手も好きです。

 石川:これで次から宮原とジェイクを思いきりぶん殴れますね。

 諏訪魔:ああ、ボッコボコだな。

 石川:今までの5割増しですね。

 諏訪魔:6割増しだよ。しかし、全日本にも詳しいんですね。

 珠理奈:実は結構、見させてもらってるんです。会場にも5回くらい行きました。ばれないように帽子をかぶって。

 石川:じゃあ、次は応援してる目の前で宮原とジェイクをボッコボコにぶん殴ります。

 諏訪魔:ところで今年、俺たち暴走大巨人は「スキャンダラスに行く」って決めたんですよ。

 珠理奈:どういうスキャンダルですか?

 石川:全日本プロレスの枠を広げるスキャンダルですね。

 諏訪魔:プロレス界をはみ出て、世間に伝わる“事件”を起こしたいんですよ。どうしたらいいと思いますか?

 珠理奈:うーん…。

 石川:例えば会場に見に来てくれた時、リングから呼ぶんで歌ってもらうっていうのはどうですか? 僕ら、踊るんで。

 珠理奈:いいですね! リング上からも呼ばれたら行きますよ!

 石川:これは新ユニット誕生ですね。

 諏訪魔:俺、踊れるかなあ…。

 珠理奈:ユニット名は“暴走大珠理奈”? やばい! でも、私も結構暴走するんでいいかもしれません(ニヤリ)。最後、諏訪魔さんに一つ聞いてもいいですか?

 諏訪魔:なんですか。

 珠理奈:よく「オイ!」っていうじゃないですか。あれってどうして生まれたんですか?

 諏訪魔:もともと口癖ではあるんだけど、デビュー当初は「オエ!」に近かったんですよ。そしたら(当時全日本社長だった)武藤(敬司)から「気持ちわりいからやめろ」って怒られたんです。「えずいてるんじゃないです。オイって言ってんです」って言っても「オエオエ言うな」って。それからはっきり「オイ!」っていうようになったんです。

 珠理奈:そうだったんですか! 最後に秘話が聞けて良かったです!