好感度のメッキがはがれたばかりか、営業妨害で訴えられる!? タレントの木下優樹菜(31)が、実姉が勤務しトラブルになっているタピオカドリンク店「#ALLRIGHT(ハート)」(以下A店)の関係者に対し、恫喝めいたダイレクトメッセージ(DM)を送っていたことが判明した。現在ネット上で大炎上しており、木下は9日、自身のインスタグラムに謝罪文を出す騒動になっている。いったい何がどうなっているのか。本紙が同店を直撃したところ、関係者から怒りの告発が飛び出した――。

 DMの文面は、木下が芸能界入りする前の“やんちゃ時代”をほうふつとさせた。

「出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」「いい年こいたばばあにいちいち言う事じゃないと思うしばかばかしいんだけどさー」「色々頭悪すぎな」

 これがA店の関係者X氏へのDMの一部だ。

 さらに今月6日のインスタグラムでは「(姉は)給料もちゃんともらえず、、給料明細までもらえず、、、」「お姉ちゃんは、盗んだ犯人みたいな扱いされたり」「もうお店には行かなくて大丈夫です」などと記した(現在は削除)。

 以前は同店の宣伝までしていた木下。それが姉Y氏に給料が支払われず、揚げ句泥棒扱いされたと一方的に怒り、攻撃を始めたことで、木下の支持者とみられるユーザーが追従。A店はバッシングの雨アラレとなってしまった。

 ところが、だ。同店を知る人物がツイッターで木下の“恫喝DM”をさらすと、一気に風向きが変わってしまった。炎上の火の粉は木下自身に降り注ぎ、9日には「この度は、私の自己中心的な発言により、相手の方、相手の関係者の方々に大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪に追い込まれたのだった。

 芸能関係者が言う。

「木下は『好きなママタレントランキング』でトップ10の常連。でも、今回の騒動で本性があらわになった格好ですね」

 いったい何がどうなっているのか。本紙がA店関係者X氏を直撃すると――。

 まず、前提となるのがY氏とX氏が幼稚園のママ友ということだ。

「Yさんが家庭の事情で悩んでいたので、気晴らしに7月20日にオープンするタピオカ店を手伝う?とお誘いしたわけです。あくまでスタッフという位置づけでした」

 しかし、木下姉妹は出資も何もしていないのに、なぜか共同経営者と錯覚してしまう。

 また、一連の対立には次のように反論する。まずは給料とその明細について。

「7月分はお支払いしました。『8月と9月の分をお支払いするのでお店に来てほしい』と伝えたのですが、来店しないので、9月30日付で口座に振り込んだのです。明細も『郵送しますね』と伝えたら『わかりました』と返答があったので郵送しました」

 Y氏が「犯人」にされたとする経緯はこうだ。

「『食品衛生責任者』のプレートがなくなったんです。それを警察に相談したところ『まずは合鍵を持っている方に確認して』と言われたので、Yさんに聞くと『犯人扱いされた』と」

 すると、恫喝DMが木下から来たからX氏は仰天。「ビックリしました。ひどい。あんな文面に返信するはずがない」

 お店には写真を勝手に撮る者が現れ、ネット上には「つぶれればいい」「何もなければいいけど」という不穏な書き込みであふれた。そのためA店をしばらく閉めたという。X氏は体調を崩してしまった。

「完全な営業妨害です。いくら削除済みとはいえ、被害は大きい。お店をオープンするのは大変だったのに…。木下さんから謝罪のDMが来たが、その内容も『第三者にしゃべるな』などあまりに一方的。だいたい、DM1本で終わる話なのか。私は、法的措置も考えていますよ」

 本紙は木下の所属事務所にコメントを求めたが回答はなかった。

 姉を思ってしたことなのだろうが、木下が発信した恫喝DMの代償は、あまりに大きそうだ。