8月のアジア大会(インドネシア・ジャカルタ)レスリング女子68キロ級代表選考試合が22日、都内で行われた。

 アジア大会は五輪階級で実施され、68キロ級で代表権がある昨年末の全日本選手権覇者・土性沙羅(23=東新住建)が左肩の手術に踏み切ったため、全日本65キロ級1位の源平彩南(21=至学館大)、同2位の森川美和(18=日体大)、同72キロ級1位の松雪成葉(18=至学館大)の3者で実施。2勝した源平が代表に内定した。

 源平は「自分の技を磨くことを心がけて試合に備えた。沙羅先輩を尊敬していて恩返しをしたいと思っているので、必ず勝てるよう努力したい」と意欲を燃やした。