「永田JAPAN」に全日本125キロ級王者加入

2018年03月28日 16時30分

「永田JAPAN」に強力な新戦力が加わった。左から井上、永田、荒木田

 新日本プロレスの永田裕志(49)率いるレスリングチーム「永田JAPAN」に、頼もしい新戦力が加入した。新日プロの新事業として発足するキッズレスリング教室「レッスルアカデミー(WA=仮称)」のコーチとして、昨年の全日本選手権フリースタイル125キロ級覇者・荒木田進謙(30)が就任。ブシロードクラブの山口剛(28)、オレッグ・ボルチン(25=カザフスタン)と“重量級三銃士”を結成し、2020年の東京五輪を目指す。

 新日プロは4月からニッポン放送との共同プロジェクトとしてキッズレスリング教室を開校する。ブシロードクラブ監督の永田も全面的に協力。同教室のレスリングコーチを探していたところ、最重量級の国内トップ選手・荒木田に白羽の矢が立てられた。

 荒木田はリオ五輪後に一時競技から離れていたが「もっとやれたんじゃないか」との思いが再燃し、昨年初夏から早稲田大学で山口と練習を再開していた。自身もちびっ子レスリング出身だった荒木田は、永田からの要請を快諾。元日体大レスリング部コーチの井上貴尋(27)とともに、4月1日付でコーチに就任する。

 昨年12月に6度目の優勝を飾った全日本選手権では、地元の青森県協会から出場したが、今後はWA所属の現役選手として東京五輪を目指す。2014年アジア大会では、元プロレスラーの谷津嘉章氏(61)以来36年ぶりとなる男子フリー最重量級でのメダル獲得を果たした荒木田は「根底として五輪に出てメダルを取りたい気持ちがあるので。(開催場所が)東京ということで、相乗効果もあって出たい気持ちは一層強いですね」と目を輝かせた。

 同時に荒木田にはブシロードクラブの山口、ボルチンとともに「永田JAPAN」メンバーとしての期待がかかる。永田は「井上、荒木田両名にはWAを盛り上げてもらいつつ、選手の部分では山口とオレッグ、荒木田(の重量級3人)がいれば、一緒に練習もできるし。重量級を盛り上げるというコンセプトに合ってるしね」と東京五輪へ向けて“3本の矢”が揃ったことに期待。「ひのき舞台に立つ姿をWAの子供たちに見せてあげることで、子供も夢を持てる」と荒木田にエールを送った。

 何かと世間を騒がせてしまったレスリング界だが、ミスターは「実際やる選手は東京という大きな目標に向けて一致団結して頑張っていると思うので。選手には動揺してほしくないよね。レスリングを通じて日本国民に夢を持ってほしい」。2年後に迫った東京五輪でメダルを目指す愛弟子たちを、全力でサポートすることを誓っていた。