【パワハラ問題】栄氏が訴訟準備 至学館大・谷岡学長が明かす

2018年03月15日 12時59分

会見を開いた至学館大学の谷岡郁子学長

 至学館大学の谷岡郁子学長(63)が15日、愛知・大府市の同大学で会見し、レスリング女子五輪4連覇の伊調馨(33=ALSOK)が日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを受けたとされる問題の余波で、学生が風評被害を受けていると抗議した。

 また、テレビ番組で栄氏の娘・希和(24)の女子W杯(17~18日、高崎)代表入りに疑義をかけられたことについては実績を強調。「私の怒りは沸点に達しました。もう我慢できない」と憤った。

 さらに栄氏と前日に面会した谷岡学長は、栄氏個人が一連の報道に対して訴訟準備を進めていることを明かした。相手は週刊文春と思われるが、これには明言せずに「(栄氏は)重大な人権侵害だと考えており、今、訴訟を準備しております。その決意は固いなと昨日、見えました」と語った。一時は心身が衰弱状態にあるとされた栄氏の体調については「徐々にではありますが、気力、体力も快方に向かっている」と話した。

 一方、日本協会が設置した第三者機関だけでなく、内閣府によって伊調や関係者に聴取が行われる現状について、谷岡学長は「訳が分からないと思っている。なぜ2つの調査が同時進行しているのでしょうか。これはかなり珍しい例」と首をかしげた。