レスリング樋口黎 卒業式で2大会連続メダル誓う

2018年03月10日 15時42分

 リオデジャネイロ五輪レスリング男子フリースタイル57キロ級銀メダリスト・樋口黎(22)と、昨年のレスリング世界選手権グレコローマン59キロ級金メダリスト・文田健一郎(22)が10日、日体大の卒業式に出席した。

 樋口、文田に加えて水球の足立聖弥(22)、競泳の五十嵐千尋(22)、新体操の杉本早裕吏(22)、スポーツクライミングの是永敬一郎(22)が学業や競技の成績、人物を評価され理事長賞を受賞。卒業生1477人を代表してあいさつした樋口は「2大会連続でメダルを目指す」と来場者3300人の前で決意表明した。

 また文田は「この4年間でグッと世界には近づけたが、まだ追いつけてはいない」と自己評価。「まず国内でしっかり勝ち切る。それをクリアしていけば世界は明確に見えてくる」と東京五輪での金メダル獲得を改めて誓った。

 平昌五輪スキージャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルを獲得した高梨沙羅(21=クラレ)から刺激を受けた。この日、高梨はW杯(ノルウェー・オスロ)のため欠席したが、樋口は「世界女王でも重圧はある。五輪で最高の結果を出せるように自分たちも頑張らないといけない」と発奮した。

 ともに社会人になるが文田は「気を使ってやるべきことやる」と自炊を始めるという。樋口は大好物のマカロン作りに挑戦すると宣言。1年以上前に大失敗し「爆発して見たこともない形になった。現実は甘くなかった」とリベンジを期した。