日本アンチ・ドーピング機構(JADA)からドーピング違反のため、2年間の資格停止処分を受けたことが発覚した全日本大学レスリング選手権男子フリースタイル61キロ級王者の成国大志(20=青学大)側が、急性気管支炎の治療のため医療機関で診察を受け、医師の処方箋に基づく薬を服用し、その中に禁止薬物が含まれていたと話していることが分かった。

 日本レスリング協会はJADAからの正式発表前であることから「現段階では『日本アンチドーピング規定』の守秘義務に関する規定により、この件に関する発表、コメントをすることはできません」としている。