米満 復帰は海外視察から

2013年01月18日 16時00分

 ロンドン五輪レスリング男子フリー66キロ級金メダリストの米満達弘(26=自衛隊)が、2月の国別対抗団体戦ワールドカップ(イラン)で国際試合に“復帰”する。とはいえ、試合をするわけではなく、世界のライバルたちの情勢を知るための視察だという。

 

 米満は背中の故障もあって、ロンドン五輪以降、実戦から離れている。6月の全日本選抜選手権で復帰予定だが、背中の調子は上がっており、本格的な練習も再開する。

 

 復帰前の海外視察の意味は大きい。まずは敵情視察。ワールドカップは、団体ポイントで世界上位10か国しか出場できないハイレベルな大会。昨年の同大会では米満が階級別の個人優勝を果たし、ロンドン五輪金メダルにつなげており、その年のトップが誰なのか明確に分かる。またイランはレスリングが国技で、大会場が常に満員になるほど盛り上がるだけに、競技復帰へ向けて刺激にもなる。

 

 五輪翌年とあって、日本を含め各国とも若手選手が出場する見込み。9月の世界選手権(ハンガリー)で、日本のフリーで実に32年ぶりの金メダルを目指す米満は、早くも準備を進めている。