【レスリング世界選手権】初出場の文田が34年ぶり金メダルの快挙!父「本当に幸せ」

2017年08月23日 11時25分

メッセージが記された日本国旗を肩にかけ、喜びを爆発させる文田(ロイター)

【フランス・パリ22日(日本時間23日)発】レスリングの世界選手権2日目、グレコローマン59キロ級決勝で初出場の文田健一郎(21=日体大)がミランベク・アイナグロフ(23=カザフスタン)を2―1で下し、金メダルを獲得した。日本男子の金メダルは1983年大会57キロ級の江藤正基以来34年ぶり史上4人目。21歳8か月の文田は五輪、世界選手権を通じ、日本のグレコ最年少王者となった。

 文田の雄姿を父・敏郎さんが観客席から見守った。「素晴らしい試合でした。大技だけに頼らず冷静に対応してよく我慢した」。韮崎工業高レスリング部監督を務め、文田はもちろん、2012年ロンドン五輪フリー66キロ級金メダリストの米満達弘氏(31)も指導した。米満氏に続き、文田が世界の頂点に立ったとあって「本当に幸せです」と目を細めた。

 日本グレコの松本慎吾監督(39)は「(文田の金メダルは)通過点でしかないと思っている。東京五輪までに金メダルを1階級だけではなく、すべてで取れるようにしなければ。さらに強化を進めていかなければ、という使命感が生まれました」とキッパリ。勝ってなお、気を引き締めていた。

※23日発行紙面で詳報