レスリングの全日本選手権最終日(18日、代々木第二体育館)、女子はリオデジャネイロ五輪金メダリストが安定した力を見せて優勝し、世界選手権(8月、パリ)代表に内定にした。

 69キロ級決勝は、土性沙羅(22=東新住建)が森川美和(17=安部学院高)を4分35秒、12―1のテクニカルフォールで下し、2年ぶり5度目の優勝。「五輪では金メダルを獲得したが、世界選手権ではまだ勝っていない。チャレンジャーのつもりで頑張りたい」と意欲を燃やした。

 60キロ級は川井梨紗子(22=ジャパンビバレッジ)が2年ぶりに優勝。「世界選手権で優勝を目指したい」と意気込んだ。