リオデジャネイロ五輪レスリング女子75キロ級代表で、悪性リンパ腫の一つであるホジキンリンパ腫を患い闘病中の渡利璃穏(25=アイシンAW)が16日、レスリングの全日本選抜選手権(代々木第二体育館)に来場した。「治療が昨日までで終わったので、久しぶりに試合を見たいなと思って来ました。体調もとりあえず順調です」と話した。
昨年10月から今年3月まで抗がん剤治療を受け、昨日で放射線治療が終了した。8月の検査結果次第で治療終了となる。
試合会場に訪れたのはリオ五輪以来、初めて。「レスリングを見ると久しぶりにやりたくなります。でも腕立て伏せも10回で限界だったので、これから少しずつですね」と笑顔を見せた。
【レスリング全日本選抜選手権】闘病中の渡利璃穏が来場 放射線治療終え「体調は順調です」
コメント