【レスリング】グレコ転向85キロ級V松本篤史 兄・隆太郎と追う夢

2016年12月23日 16時30分

優勝した松本篤史

 レスリングの全日本選手権2日目(22日、東京・代々木第二体育館)、グレコローマン85キロ級決勝でフリースタイル元日本王者の松本篤史(28=ALSOK)が塩川貫太(21=日体大)を4―1の判定で下し優勝。両スタイル制覇を達成し「一生懸命努力してきた成果が出た」と振り返った。

 

 2012年ロンドン五輪グレコ60キロ級銅メダルの松本隆太郎(30)の弟でフリーでは世界選手権代表も経験。しかし昨年の全日本で優勝できずリオ五輪出場を逃した。引退も考えたが、時間がたつにつれ悔しさがこみ上げた。もともとのスタイルがグレコに近かったため、兄から「グレコでもいいのでは?」との助言を受け転向を決めた。

 

 目標は東京五輪出場だ。「兄が五輪でメダルを取ったことが大きい。(五輪挑戦に)2度失敗しているので、3度目の正直で頑張ろうと思っている」。

 

 現在は全日本、日体大でコーチを務める隆太郎は弟について「まだまだ。グレコと呼べません。僕にとってはグレコ選手が(フリーから来た)弟に振り回されているようではダメ。弟も含め全員で切磋琢磨してレベルを上げていかないと」。兄弟でグレコを盛り上げる。