<レスリング リオ五輪アジア予選(18~20日、カザフスタン・アスタナ)>フリー97キロ級の山口剛(26=ブシロード)はおたふく風邪でダウンしたことを明かした。2月1日から10日間、高熱と顔が腫れるなどの症状で戦線離脱。復帰後も遅れを取り戻そうと急にギアを上げたため、頭痛に悩まされた。「焦りもあって気持ちはすごい前進してたんですけど、体がついてこなかった」

 相次ぐ回り道に苦笑いを浮かべたが、すでに体調は全快。激しい動きを見せ、永田裕志監督(47)も「状態はいい。ここまで来たら気合」と五輪出場に太鼓判を押した。