<日本スポーツ賞大賞>大賞受賞で見えた「伊調の自覚」

2016年01月19日 16時00分

最強女王の伊調(中)を、屈強な大野(左)と福岡が持ち上げてポーズ

 「第65回日本スポーツ賞」の表彰式が18日、都内のホテルで行われ、レスリング女子58キロ級の伊調馨(31=ALSOK)が大賞を受賞した。

 

 伊調は昨年の世界選手権で10度目の優勝を達成。すでに出場を決めている今夏のリオ五輪では4連覇がかかる。

 

 表彰式を終えた伊調は「こういう席はほとんど(吉田)沙保里さんに任せてきたので慣れない。以前ならこういう時間も自分は練習していたんだなと思う」。今回の大賞も吉田はすでに2度受賞。伊調にとっては吉田の陰に隠れる形で、マイペースに活動できるほうが居心地が良かったのかもしれない。

 

 ただし、吉田が昨年末にALSOKを退社したことで事情は変わってきた。「私がやらなければいけない部分も増えると思う。2月にはCM撮影もあるんですよ」。今後は吉田に代わって看板選手の役割を果たす。

 

 また、伊調は可能な限り自炊をしていることを明かし「納豆と豆腐は欠かしません。2~3年ぐらい前からですかね。豆腐は無理だけど、納豆は海外遠征にも持って行きます」。

 

 お気に入りの納豆もあるそうだが「基本的には安いのを買う」と庶民的な一面も見せた。

 

 今後は今月末のヤリギン国際(ロシア)、来月17日からのアジア選手権(タイ)に出場予定。「続けて試合に出るのは久々だけど短い時間でコンディションを整えて、しっかり練習して臨みたい」。連戦での体調管理にも納豆が一役買う?