レスリング男子グレコ代表が決意語る

2015年06月30日 16時00分

59キロ級のメダル候補・田野倉翔太

 地獄ロードを回避だ。レスリングの男子グレコローマン代表の強化合宿が29日、都内で公開された。来年のリオ五輪出場枠がかかる9月の世界選手権(米国)代表選手が参加。メダル候補の59キロ級・田野倉翔太(24=クリナップ)は「世界選手権でメダルを取ってリオ五輪代表を決めたい。その後のほうが絶対に大変ですから」ときっぱり。75キロ級の金久保武大(28=ALSOK)も「五輪への道は後になればなるほどきつい。予選第1ステージの世界選手権で取りたい」と意欲を燃やした。

 

 世界選手権では各階級上位6人の国(5位まで)に出場枠が与えられる。日本は3位以内に入った選手は代表に内定。しかし5位以内で出場枠を取った場合は年末の全日本選手権優勝が必須。また、もし世界選手権で出場枠を取れなければ、来年3月からの五輪予選を勝ち抜かないといけない。第2~第4ステージまであるが、各予選の枠は上位2、3人のみ。しかも予選大会に出るためにも国内予選を勝ち抜く必要があるという“地獄の道のり”が待っているのだ。

 

 逆に世界選手権で代表を決めれば、残り1年はリオ五輪のために使える。「世界選手権でメダルを取ることがリオ五輪メダル獲得の確率を上げることになる」(田野倉)。絶対に負けられない。