レスリングの全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)初日(16日、駒沢体育館)、女子76キロ級決勝で、鏡優翔(東洋大)が山本和佳(至学館大)を下し、2連覇を果たした。

 同じJOCエリートアカデミー出身の須崎優衣(早大)が東京五輪女子50キロ級で金メダルを獲得。この日も会場で観戦に訪れた須崎に後押しされ、優勝につなげた。東京五輪の後、五輪女王に金メダルを見せてもらい「私も欲しいと思いました」と大いに刺激を受けた鏡。「パリ五輪に出て、日本女子重量級初の金メダルを取りたい」と意欲を燃やした。