<レスリング全日本選手権>山口3連覇の陰の立役者は永田

2014年12月23日 16時00分

3連覇達成の山口(右)は師匠の永田と敬礼ポーズ

 レスリングの全日本選手権2日目(22日、東京・代々木第二体育館)、男子フリー97キロ級決勝は、山口剛(25=ブシロード)が中井伸一(25=東計電算)を13―2のテクニカルフォールで下し、3連覇を果たした。

 

 今年2月、山口はグルジアでの武者修行中に左ヒザ前十字靱帯を断裂。長期戦線離脱を余儀なくされたが、地道なリハビリを続けてカムバック。初戦から圧倒的な強さを見せ、復帰戦で地力の高さを発揮した。「ここまで多くの方に支えられてきたことを実感している。いいスタートが切れた」と安堵の表情を浮かべた。

 

 セコンドについた新日本プロレスのアマチュアレスリング部門・ブシロードクラブの永田裕志監督兼スカウト部長(46)は「本当は出場をやめさせたかったが、本人の強い希望に押された。よくやった」と笑顔。一方で、今後は愛弟子の健康管理に徹底的に目を光らせるという。

 

「1月に海外遠征をしたいと言っているが絶対にダメ。行かせません。まずは完全にヒザを治さなければ。真面目だからいろいろ練習をしたくなるが、ここでまたケガをしたら大変なことになる。休む勇気も必要。しっかりと私が見ていきます!」。リオ五輪メダルへ、鬼軍曹に変身するつもりだ。