ヒクソンと戦った格闘家・木村浩一郎さん死去

2014年10月30日 10時38分

亡くなった木村浩一郎さん

 W☆INGなどで活躍し、ヒクソン・グレイシーと戦った数少ない日本人格闘家としても知られる木村浩一郎さんが28日未明、肺炎のため死去した。44歳だった。

 木村さんは大学在学中の1989年に「サブミッション・アーツ・レスリング」に入門。90年、FMWでの三宅綾戦でプロデビューした。その後に参加したW☆INGでは齋藤彰俊(現ノア)、徳田光輝と“格闘三兄弟”として活躍。リングスなどの格闘技大会にも参戦し、日本人総合格闘家の先駆け的存在でもあった。

 97年からはDDTに所属。覆面レスラー「スーパー宇宙パワー」として活動する傍ら、若手のコーチ役も務めた。

 DDTの高木三四郎社長は「昨日夕方ごろ連絡があり、一同驚いています。『お前らがなめられちゃダメなんだ』と厳しく指導していただいた。木村さんがいなかったら、DDTは存在していない」と故人をしのんだ。

 齋藤も「一報を聞いた時は半信半疑でした。骨格がでかくて、丈夫そうな体をしていましたから。格闘三兄弟の中で彼は末っ子で、ヤンチャな面があった。しばらく休んでもらい、自分が向こうに行ったらまた、ワガママを聞いてあげたい」と語った。

1995年4月20日、日本武道館で行われたバーリトゥードジャパンで、木村さん(下)はヒクソンにスリーパーホールドで敗れた