レスリング男子グレコローマン60キロ級の世界王者で東京五輪代表の文田健一郎(25=ミキハウス)が7日、ポーランドで行われる国際大会(8日から)を前に、オンラインで取材に応じた。海外遠征は昨年2月のアジア選手権(インド)以来。「海外の選手と肌を合わせる機会が1年以上なかったので、その間につくり上げてきたことがどれだけ通じるのか、すごく楽しみにしています」と話した。

 海外選手から徹底的に研究されることが予想される。それでも「マークがきつくなるというよりは『(文田は)怖いぞ』というところを世界に見せたい気持ちが強い。スタンドで強烈な大技を見せて、組むのが嫌だなと怖がらせたい」と意気込んだ。