アジア大会(韓国・仁川)のレスリング競技が27日からスタート。女子75キロ級の浜口京子(36=ジャパンビバレッジ)は、個人戦では2012年ロンドン五輪以来の国際大会出場となる。

 24日は成田空港から韓国へ出発。「やるべきことはすべてやってきた。試合の時に爆発できればいい」とにこやかだ。もちろん、父で師匠のアニマル浜口氏(67)も初枝夫人と現地入りする。長年、国際大会の名物にもなっているアニマルパパだが、今回は会場中がA・浜口氏でいっぱい(?)になる最強アイテムが準備されている。

 A・浜口氏とともに来場する浅草応援団約50人が着る揃いの黄色Tシャツが強烈そのもの。中央に「気合だ!」と絶叫するA・浜口氏がデカデカとプリントされているのだ。ド派手なデザインは、浜口自身の希望を盛り込み、父娘が悩みに悩み抜いて決めたもの。浜口も「色も目立つものにしました。もちろん、見るだけですごく気合が入ります」とお気に入りだ。

 1枚でも目立つが、50人が着ればさらにインパクト大。集まっても離れても、会場中がA・浜口氏であふれることになる。

 もちろん会場に響くパパの絶叫も後押しする。現時点では「父には家を出る時、普通に『いってらっしゃ~い』と見送られましたよ」(浜口)と、父はパワーを温存中の様子。

 久々の国際大会で浜口父娘が大暴れだ。