カザフスタン・アルマトイで18日まで行われたレスリングの東京五輪アジア予選とアジア選手権から帰国した韓国選手団のうち、新型コロナウイルス感染者が1人増え、8人になったと22日、韓国・聯合ニュースが報じた。韓国帰国後に7人の陽性が確認。現地に滞在後、世界最終予選(ブルガリア)に向かった選手1人も陽性が判明したという。

 カザフスタン遠征については、日本選手団からも選手、役員の計7人の新型コロナ陽性が判明。日本、韓国いずれも、出発前の検査やカザフスタン滞在中、帰国前の現地検査では全員が陰性。帰国後に陽性が確認されている。

 大会では、各国選手団は、自国PCR検査の陰性証明書持参が求められ、大会前や期間中にも検査を受けている。それでも日韓両国だけで、帰国後に計15人の陽性者が出ており、どこかに〝穴〟があったと言えそうだ。