レスリングの全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団)2日目(18日、駒沢体育館)、女子62キロ級決勝で、帝京高3年の尾崎野乃香(17=エリートアカデミー)が小玉彩天奈(21=早大)を5―0で下し、初出場初優勝を遂げた。

 尾崎は2018年のユース五輪57キロ級金メダリスト。昨年も全日本選手権出場資格があったが、3月生まれのため年齢が資格に満たず、出場できなかった。「去年は悔しかった。今年はコロナで練習できないところもあったが、報われてよかった」と笑顔を見せた。