【全日本選手権】ライバル太田忍はRIZINへ 五輪内定・文田健一郎が意地見せるか

2020年12月15日 18時58分

文田健一郎

レスリングの天皇杯全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)は17日から20日まで東京・駒沢オリンピック公園体育館で行われる。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、全日程で無観客での開催となるが、例年以上の熱い闘いが期待される。

 来年の東京五輪出場内定となっている女子の向田真優(23=ジェイテクト)、川井梨沙子(26)、川井友香子(23=ともにジャパンビバレッジ)、土性沙羅(26=東進住建)、皆川博恵(33=クリナップ)、男子フリースタイル65キロ級の乙黒拓斗(22=山梨学院大)、同74キロ級の乙黒圭祐(24=自衛隊)はエントリーしていないが、代表内定選手では唯一、男子グレコローマン60キロ級の文田健一郎(24=ミキハウス)が20日に行われる同級に出場する。

 五輪出場権を争ったライバルの太田忍(26)は総合格闘技イベント「RIZIN」に闘いの場を移した。今年は昨年優勝の鈴木絢大(22=日体大)ら若手の挑戦を受ける形となる。

 男子フリー57キロ級は昨年の決勝で顔を合わせた樋口黎(24=日体大助手)と高橋侑希(27=ALSOK)の再戦となるか。また、86キロ級で来年の五輪アジア予選を控える高谷惣亮(31=ALSOK)は92キロ級に出場。過去、74、79、86キロ級を制し、今回は4階級にわたっての10年連続優勝を目指す。

 女子は、東京五輪出場の道はなくなったが53キロ級で昨年優勝の奥野春菜(21=至学館大)の再起に注目が集まる。昨夏、55キロ級でのプレーオフで奥野を破って世界選手権に出場した入江ななみ(25=ミキハウス)もエントリーしており、2人の激しい闘いが再び見られるか。

 他では62キロ級の石井亜海(18=東京・安部学院高)、65キロ級の類家直美(20)、76キロ級の松雪泰葉(21=ともに至学館大)も連覇を目指す。