【レスリング】7月合宿再開も外食禁止

2020年06月22日 16時40分

 新型コロナウイルス禍で中断していた日本代表合宿を7月から開始するレスリングは、外食禁止や事前の行動チェックなど厳格なルールを設けている。

 3スタイルの代表合宿は東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行われ、7月2日からの女子から開始。「密」の最たるコンタクト競技だが、全員がウイルスを持っていなければ組み合っても問題はない。日本レスリング協会の強化委員会は医科学委員会と協議し、ウイルスを持ち込まないための参加規則を定めた。

 選手、関係者は合宿開始2週間前から毎日体温とその時の状態(咳のあるなしなど)、どこに行ったか、誰と会ったかなどもすべてメモする。スタート時には抗体検査を受け、一度入館したら外出はどうしても必要な時のみ。感染予防のため施設外での飲食は禁止となり、指導者、スタッフも同様で基本的に“缶詰め状態”だ。日程をずらして行われる3スタイルの合宿すべてに参加するスタッフもいるが、帰宅せずNTCにとどまる方針。マットの消毒や手洗いもこまめに行い、マスクも常に全員分用意する。

「自分たちが(感染防止で)できることは全部やるつもりです」(西口茂樹強化本部長)。これまでも定めたルールにのっとり、個人の非接触練習から段階的に練習の範囲を広げてきた。西口強化本部長は「まずは選手がどういう状態なのかを把握することから始めたい。打ち込みはできると思います」と言い、焦らず一歩を踏み出す。