ぎっくり腰 伊調に「太れ」指令

2012年06月26日 12時00分

 ロンドン五輪で3連覇を目指すレスリング女子63キロ級の伊調馨(28=ALSOK)に「食べて太れ」指令が出された。
 伊調は自主参加中の男子レスリングの強化合宿(長野・菅平高原)から22日午後開始の女子強化合宿(新潟・十日町)に参加する予定だったが、同日午前中の練習で腰を痛め、急きょ帰京。検査を行った結果、軽いぎっくり腰で2、3日の静養が必要と診断された。

 普段から男子、女子の両合宿に参加し、練習量は人一倍の伊調。北京五輪監督の富山英明常務理事(54)は「これは神様が『少し休め』と言っているんだよ。練習熱心すぎて、太れないからやせている。少し休んでいる間に食べて、体を大きくせい!」と伊調に緊急指令を下した。

 伊調は63キロ級でありながら普段から60キロ程度で試合を戦う。国別対抗戦女子ワールドカップ(5月、東京)では2キロオーバーまで認められる中、約60キロで参戦。それでも全戦全勝と安定感はあるものの、五輪に向け、増量でパワーアップを求められたわけだ。

 負傷の程度は軽いため、五輪本番に向けて支障はない。ここは焦らずに〝ケガの功名〟としたいところだ。