【レスリング】五輪予選キルギス大会中止でどうなる?

2020年02月29日 16時40分

 レスリングの東京五輪アジア予選開催が危ぶまれている。同予選は3月27日からキルギスで予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。在日本キルギス大使館によると、27日に政府が大規模スポーツイベントや会議の中止を決定。同予選も含まれるという。

 当初、同予選は中国・西安で開催予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で返上。中国チームは事前に2週間セルビアに滞在することを条件に、キルギスが代替地に決まったばかりだった。その後にキルギス政府が日本、韓国、イランなどに対しても入国後2週間の隔離措置を取ることを決定。10階級で出場権獲得を狙う日本は、在キルギス日本大使館などを通じ、隔離施設がどのような状況で、練習が可能かなど詳細について交渉していた矢先だった。

 代替地などは未定。しかしキルギス決定までも時間を要しており、難航が予想される。「世界レスリング連合(UWW)がどういう判断を下すのか。開催地を見つけられればいいのだが」(日本協会関係者)。アジア予選では各階級で2枠が与えられており、大会中止は避けたいところ。さらに、このまま世界的な感染拡大となれば4月30日から5月3日に予定されている世界最終予選(ブルガリア)への影響も必至とあって、先の見えない戦いが続く。