【レスリング】女子50キロ級に注目 登坂、須崎、入江が最終決戦

2019年12月10日 16時30分

須崎優衣
須崎優衣

 レスリングの全日本選手権(19日~、東京・駒沢体育館)で、女子で唯一五輪出場枠を確保していない50キロ級に注目が集まっている。今大会には女子57キロ級の川井梨紗子(25=ジャパンビバレッジ)ら東京五輪代表に決定した選手が出場しない中で、同50キロ級は優勝者が3月のアジア予選で出場枠取りに挑む。

 V候補は2017、18年に世界選手権で2連覇した須崎優衣(20=早大)、プレーオフでその須崎を破り今年の世界選手権に出場した入江ゆき(27=自衛隊)、16年リオ五輪金メダルの登坂絵莉(26=東新住建)だ。五輪代表へ、しのぎを削ってきた3人がいよいよ最終決戦を迎える。

 日本協会の笹山秀雄女子強化委員長(51)は「入江の技に入るスピードは世界一。須崎はスピードもパワーも攻撃力もあり、バランスが取れている。登坂はチャンスが巡ってきてどこまでやれるか面白い存在」と分析。

 須崎は国別対抗戦の女子ワールドカップ(10月)に出場し全勝。夢の五輪切符を「絶対に自分のものにしたい」と闘志を燃やしている。入江は3回戦敗退の世界選手権から気持ちを切り替え、大一番へ調整中。登坂はリオ五輪後、故障に苦しんだが、五輪金メダリストらしい勝負強さがある。

 過去4大会でメダルを獲得し続ける日本の女子最軽量級。五輪切符をかけたハイレベルな試合が展開されそうだ。

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