【レスリング】川井梨が石川県協会会長を非難

2019年11月28日 16時30分

 レスリング女子57キロ級で2020年東京五輪代表となった川井梨紗子(25=ジャパンビバレッジ)が出身地・石川県レスリング協会で会長を務める下池新悟氏を批判し、物議を醸している。

 石川県庁での県スポーツ特別賞の贈呈式(27日)後、下池氏が今月、県内で行われた高校の大会で女性を見下す発言をしたと指摘。「『石川県には五輪内定者が2人いる。しかし残念ながら女だ』という発言があったと聞いた。悲しかったし、五輪出場が祝福されていないのかと思った」と話した。大会には川井梨の父親もいたという。

 以前から親への嫌がらせもあり、耐え切れなかったと主張。「協会を私物化しないでほしい。レスリング強化のための協会であってほしい」と続けた。一方の下池氏は「女性だから駄目だとか言うわけない。大会に参加した選手を激励しただけ」と発言を否定した。

 騒動続きのレスリング界に突如降って湧いた嫌がらせ問題。ある日本協会幹部は「下池氏は少年少女レスリングなどに尽力した方と聞いているが、地方協会内部の事情で詳細を把握していないので現時点では何とも…」と困惑を隠せない。東京五輪に集中したい時期にあえて“告発”した川井梨。相当腹に据えかねたのだろうが、五輪への影響も心配される。