【レスリングW杯】伊調との激闘で進化した川井梨紗子

2019年11月18日 16時30分

川井梨紗子と妹の友香子(右)がメダルを手に笑顔

 来夏の東京五輪で金メダル獲得を目指すレスリング女子57キロ級代表の川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)がさらなる進化を遂げている。

 9月の世界選手権(カザフスタン)で優勝し、五輪代表に決定した川井梨は女子の国別対抗戦、ワールドカップ(16、17日、千葉・成田市体育館)に出場。出場2試合で相手に1ポイントも与えない完璧な試合で圧勝し、日本の5年連続11度目の優勝に貢献した。

 安定した強さを見せる川井梨について、日本レスリング協会の西口茂樹強化本部長(54)は「ここでポイントを取らないといけないという場面で、怖がらずに(タックルに)入ることができるようになっている。伊調(馨=35、ALSOK)との激闘でもうひと段階成長したのでしょう」と語った。

 五輪4連覇の伊調と競って、世界選手権代表の座を獲得した。日本中が注目する大きな重圧のなか、鉄壁のディフェンスを誇る伊調を怖がらずに攻め続けて勝利した経験は、確かに海外のどのライバルとの戦いよりも自信になったはずだ。

 東京五輪では金メダルを目指すだけではなく、主将としてチームをまとめる役割も担う。勝負強い頼れるエースとして女子を引っ張る。