レスリング世界選手権で、非五輪階級の男子グレコ63キロ級で優勝した太田忍(25=ALSOK)が20日、羽田空港着の航空機でカザフスタンから帰国。主戦場の60キロ級は文田健一郎(23=ミキハウス)が五輪出場を決めたため、今後は今大会で出場枠が獲得できなかった1つ上の67キロ級で五輪を目指す。「僕にしかできないこと。筋力、レスリングスタイルも変えていかないと。骨格、身長は変わらないのでその中でどう戦うか。出場する力はあると思うが金メダルにはまだまだ。断トツの力がないと」と気合を入れた。