米満めまい症は五輪連覇にプラス!?

2013年06月15日 16時00分

“ケガの功名”となるのか。日本レスリング協会は14日、ロンドン五輪金メダリスト米満達弘(26=自衛隊)が「頭位変換性めまい症」を発症し、全日本選抜選手権(14日~、東京・代々木第二体育館)を欠場すると発表した。

 

 サッカー女子代表ことなでしこジャパンMF澤穂希(34=INAC神戸)が昨年3月に発症したのと同じ病気。米満は1週間の自宅療養と診断された。今大会が予選だった世界選手権(9月、ハンガリー)出場は絶望となったが、五輪連覇を目指す米満にとって“朗報”ともいえる。

 

 ロンドン五輪後、持病の腰や背中の神経痛が完治しないまま、本格的な練習を再開した米満はコンディションが上がらずに苦悩していた。周囲の勧めで、今大会への出場を表明したが、結果として「めまい症」まで患うなど、満身創痍。このため高田裕司専務理事(59)は「五輪の翌年は強豪選手はほとんど休む。その間に体を直して、来年を目指せばいい」。すでに米満も全日本選手権(12月)に照準を合わせており五輪連覇へ向け、持病の完治を最優先させる。