レスリングの世界選手権(9月、カザフスタン)女子代表が29日、新潟・十日町市の桜花レスリング道場で強化練習を公開した。

 今年の世界選手権はメダルを獲得すれば2020年東京五輪代表に決まる重要な大会。伊調馨(35=ALSOK)との激戦を制し代表切符を手にした57キロ級の川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)は「五輪に出るために戦ってきて、世界選手権で勝たないと意味がない。優勝することが目標」とキッパリ。マット練習はもちろん、急な坂道を利用した通称“金メダル坂”でのランニングなど厳しい練習で、自らを追い込む。