レスリング文田健一郎 決意のこってりラーメン断ちでコンディション維持

2019年08月07日 20時13分

文田健一郎

 レスリングの世界選手権(9月、カザフスタン)男子グレコローマン代表の合宿が7日、群馬県草津町で行われ、猛練習の様子が公開された。

 練習は午後2時スタート。合宿所の体育館は大型扇風機が稼働したが、練習終了後のマットの上は代表選手たちの汗でビショビショ。水たまりがいくつもできるほど熱気を帯びていた。

 2017年の世界選手権覇者で同60キロ級代表の文田健一郎(23=ミキハウス)は練習を終えると「草津はすごくいいところ。堪能しています」と言いつつも、練習に関しては「地獄です」と苦笑した。

 世界選手権でメダル獲得なら2020年東京五輪代表が決まるが「優勝することしか考えていない。きっちり優勝して、権利を取って1年間フルで五輪のために使えるように」と金以外の色は眼中にない。

 昨年末から「食」への意識も変わった。大好きなこってりラーメンを断ち、脂質を抑えた1食700キロカロリーのメニューを業者から取り寄せ、鶏肉や豆腐ハンバーグなどバランスのいい食事に徹している。「食事のせいで体を悪くするのはもったいないので」。普段から体脂肪率9%をキープし、躍進につながった。

 一方、同級の国内予選で文田に敗れたリオ五輪グレコローマン59キロ級銀メダルの太田忍(25=ALSOK)は、合宿直前にロシアの招待試合で五輪3連覇の“元祖・霊長類最強男”アレクサンドル・カレリン氏(51=ロシア)と初対面。「握手したら、手がクリームパンみたいで。マジでびっくりした。手っていうか、足の裏ですよ」と驚きを隠せなかった。

 世界選手権は五輪非階級の63キロ級で出場するが「ここで負けたら五輪を狙うなんてデカいこと言えない。優勝しなきゃ始まらない」と、こちらもターゲットは金メダルだけだ。