【全日本選抜】伊調馨が川井との決勝へ「今の自分は挑戦者」

2019年06月15日 20時27分

南條早映を破り決勝に進出した伊調馨(右)

 レスリングの全日本選抜選手権3日目(15日、駒沢体育館)、女子57キロ級準決勝で五輪4連覇の伊調馨(35=ALSOK)は南條早映(19=至学館大)を接戦の末に下し、16日の決勝に進出した。

 第2ピリオド、1―1で迎えた場面で南條にタックルで2点を奪われたが、すかさず相手の体を返して2点をゲットして3―3に。後攻ポイントが有利なため勝利が決まった。決勝では昨年末の全日本選手権決勝と同じく、リオデジャネイロ五輪女子62キロ級金メダリストの川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)と対戦する。

 翌日の計量のため、試合直後からアップ場に直行し、約2時間ランニングなどで汗を流した伊調は「コンディション? まだ元気なので大丈夫。接戦でも、自分が入る勇気があれば得点につながっているので、勇気を持っていきたい」と力を込めた。

 メダル獲得で東京五輪切符が手に入る、世界選手権代表内定まであと1勝。「今の自分は世界もアジアも取れていないので挑戦者。上の選手とやる気持ちでいく」。数々の栄光を脇に置き、まっさらな気持ちで大一番に挑む。