13日開幕・全日本選抜選手権 伊調は川井梨と再戦なるか

2019年06月12日 16時30分

昨年の全日本選手権1次リーグで川井に敗れた伊調馨(手前)

 レスリングの世界選手権(9月、カザフスタン)の代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権が、13日から東京・駒沢体育館で行われる。昨年末の全日本選手権と合わせ連覇した選手は、メダル獲得で2020年東京五輪代表に内定する世界選手権代表となるため、重要な大会だ。

 注目はもちろん女子57キロ級(15、16日)。前人未到の五輪5連覇を狙う伊調馨(34=ALSOK)と、16年リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)が全日本選手権以来、再び激突する期待が高まる。全日本では1次リーグで敗れた伊調が決勝で雪辱し、世界選手権代表へ王手をかけた。

 伊調は4月のアジア選手権準決勝で北朝鮮選手に敗れたが「こんなもんじゃない」と奮起。川井梨も大一番に合わせて強化を積んでいる。伊調が勝てば世界選手権代表に決定。川井梨が勝利すれば、7月6日に行われるプレーオフにもつれ込む。

 また、女子50キロ級は世界選手権2連覇で、ケガで全日本を欠場した須崎優衣(19=早大)、リオ五輪48キロ級女王の登坂絵莉(25=東新住建)、全日本2連覇の入江ゆき(26=自衛隊)ら世界トップが激しい争いを見せそうだ。

 男子では、フリースタイル65キロ級で昨年世界王者に輝いた乙黒拓斗(20=山梨学院大)に注目が集まる。右ヒザの不調から回復途上で、どんな戦いを見せるのか。