レスリング女子の全日本チームが19日、東京・ナショナルトレーニングセンターで4日間の合宿をスタートさせた。

 10月に行われた世界選手権の金メダリストでは、50キロ級の須崎優衣(19=早大)が参加。東京五輪では同級になるライバル、リオ五輪48キロ級金メダルの登坂絵莉(25=東新住建)、アジア大会50キロ級で銀メダルの入江ゆき(26=自衛隊体育学校)らと汗を流した。

 来月20日に開幕する全日本選手権に向け、西口茂樹強化本部長(53)は「世界選手権の反省点を踏まえて、この合宿でしっかり強化させたい」とした上で「(全日本には)吉田沙保里(36)も出てきてほしい。奥野春菜(19=至学館大)や向田真優(21=JOC)がどうチャレンジするか見たい」と語った。