大坂なおみ 英国エースに敗戦も強烈な印象残した

2018年04月23日 16時30分

試合前、バインコーチ(右)の指導を受ける大坂

 女子テニスの世界ランク22位・大坂なおみ(20=日清食品)がほろ苦い敗戦を喫した。

 国別対抗戦、フェドカップワールドグループ(WG)2部入れ替え戦日本―英国(22日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)で同23位ジョアンナ・コンタ(26)との日英エース対決に臨んだものの、3―6、3―6のストレート負け。3月にツアー初優勝を成し遂げた大坂を見ようと2日間で5000枚のチケットを完売する期待に応えることができず「相手のサーブがとてもよかった。足の調子がよくなかったのでうまく動けなかった」とうなだれた。

 コンタは元世界4位の実力者。大坂は過去3戦3敗と相性も悪かった。強打を武器に攻めたが、土橋登志久監督(51)が試合前、コンタのタフな精神力を警戒したように要所で元世界4位の勝負強さが勝った。

 それでも負けてなお強しの印象は残した。日本テニス協会の福井烈専務理事(60)は「ショットの威力がすごい。サーブにしてもフォールトだったけど、何本か200キロを超えた。もう少し安定したらもっと戦える」と目を細めた。母国で刻んだ悔しさは今後の糧になる。「テニスのスケールが大きい。これからどんどん伸びてくる」と期待を込めた。

 大坂が負け、1勝2敗と崖っ縁に追い込まれた日本だが、シングルスの奈良くるみ(26=安藤証券)、ダブルスの加藤未唯(23=ザイマックス)、二宮真琴(23=橋本総業)組が連勝し、3勝2敗で英国を撃破。2014年以来のWG2部復帰を決めた。大坂は母国での敗戦を糧に日本の絶対エースとなれるか、正念場だ。

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