【カリフォルニア州インディアンウェルズ18日(日本時間19日)発】BNPパリバ・オープンの女子シングルス決勝で、世界ランキング44位の大坂なおみ(20=日清食品)が、同19位のダリア・カサキナ(20=ロシア)を6—3、6—2で下し、ツアー大会を初制覇した。4大大会に次ぐ格付けの「プレミア・マンダトリー」大会優勝は日本人初の快挙となった。

 準決勝で同1位のシモナ・ハレプ(26=ルーマニア)を破る大金星を挙げた大坂。この日も弾丸サーブとパワフルなストロークで格上のカサキナを圧倒し、ストレートで撃破した。

 優勝インタビューでは父母、コーチ、トレーナー、スポンサーばかりか「ボールキッズも最高でした」と、ツアーにかかわる全員に感謝し、ファンから拍手を浴びた。「史上最低のスピーチかも」と締めくくり、会場を沸かせた。