【カリフォルニア州インディアンウェルズ11日(日本時間12日)発】テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープンの主催者は男子シングルスの錦織圭(28=日清食品)が体調不良で欠場すると発表した。

 この日、初戦の2回戦でレオナルド・マイエル(30=アルゼンチン)と対戦する予定だったが棄権。錦織は「メキシコ(の大会)から風邪が治らなくて、今週の試合は残念ながら断念しました。悔しいですが、早く治して次の(マスターズ大会の)マイアミに備えたいと思います」との談話を発表した。

 また、男子シングルス2回戦で世界ランキング109位のダニエル太郎(25=エイブル)が元世界1位の第10シード、ノバク・ジョコビッチ(30=セルビア)を7―6、4―6、6―1で破る大金星で3回戦に進出。粘り強いストロークで、ケガから復帰後2大会目のジョコビッチのミスを誘った。