【テニス】錦織 来年1月の全豪欠場も

2017年11月25日 16時30分

会見に出席した(左から)綿貫、錦織、大坂なおみ

 男子テニスの世界ランキング22位・錦織圭(27)の復帰が大幅にズレ込む可能性が出てきた。8月に右手首の腱を負傷し、長期欠場している錦織は24日、都内で所属する日清食品の会見に出席。新たに契約選手となった綿貫陽介(19)の晴れ舞台だったが、負傷後、初めて公の場に姿を見せた錦織が主役を奪う形となった。

 復帰戦についてはすでにエントリーしているブリスベン国際(12月31日開幕、オーストラリア)が浮上しているが、この日は慎重な姿勢を貫いた。「ケガがいつ治るか分からない。ブリスベンを目指してはいますが(復帰は)2月になるか、3月になるか分からない」と出場を明言することはなかった。

 理由は複数ある。一つはまだ右手首が完治していないこと。来週まで日本に滞在する錦織は、試合用のラケットをまだ握れていない。ブリスベンを見送れば、直後の全豪オープン(来年1月15日開幕)も欠場となる。

 さらに、陣営は「我々は目先の2~3か月を見ていないし、彼自身も気にしていない。次の5~6年を見ている。今、90%の状態で出場しても意味がない。100%に戻してから」。錦織自身も宣言したように2020年東京五輪での金メダル獲得など、大きな目標に向けて無理はしない考えだ。

 ブリスベンに出場するかどうかは12月15日以降に表明する。ギリギリまで様子を見て決断を下すが、錦織に“強行出場”の選択肢はない。