【テニス】沢松奈生子氏 錦織に「心のリハビリ」説く

2017年08月18日 16時30分

沢松氏は錦織にアドバイスを送った

 女子テニスでツアー4勝を挙げ、1995年全豪オープンでは8強入りを果たした沢松奈生子氏(44)が、右手首の故障で今季残り試合の欠場を表明した男子世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)に対し、故障の回復とともに精神面の立て直しを求めた。

 沢松氏は17日、大会アンバサダーを務める女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(9月18日開幕、東京・有明テニスの森公園)の記者発表会に出席したが、錦織の休養発表には残念でならない様子。28日開幕の全米オープン(ニューヨーク)を含む今季残り全戦を欠場することについて「私なら長くても1か月しか休めない。それ以上のブランクは長い」と懸念を募らせる一方で「手術をすると試合勘が変わる問題もある」と判断に理解も示した。

 そのうえで、昨年負った左手首のケガを克服し5月の全仏で優勝を果たしたラファエル・ナダル(31=スペイン)や、左ヒザのケガを乗り越え7月のウィンブルドンを制覇したロジャー・フェデラー(36=スイス)の前例を引用。2人が休養明けに大活躍していることを挙げ「自分を見つめ直すきっかけになる。テニスの神様がくれた(休養期間の)3か月をどう過ごすか」と“心のリハビリ”の必要性も説いた。

 今のテニス界ではランクが上位になるほど試合に出てポイントを稼がなくてはならず、見切り発車でも出場しないといけないのが現状。欠場により錦織のランクが下がることは必至だが、沢松氏は「(ランクは)また上がるもの、と気持ちを切り替えるのが大事」と訴えた。

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