【ウィンブルドン】錦織 覇気のないまま3回戦で敗退

2017年07月07日 23時40分

3回戦で敗退した錦織(ロイター)

【英国・ロンドン7日発】テニスのウィンブルドン選手権男子シングルス3回戦で世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は同19位ロベルト・バウティスタ(29=スペイン)に4—6、6—7(3—7)、6—3、3—6で敗れ、2年連続の4回戦進出を逃した。

 過去の対戦成績は錦織が4戦全勝と圧倒。とはいえ、バウティスタはハード、クレー(赤土)、芝のうち、芝での勝率が最も高い芝巧者だ。芝での対戦は今回が初めてで、死角はあった。

 加えて1、2回戦の相手に比べ、ストロークが正確だった。警戒していた錦織だが、2セット連続で落としてしまう。第3セット第8ゲーム、バウティスタが芝に足を取られて右ヒザを強打するアクシデント。錦織はすかさず、ドロップショットでたたみかけ、この日10度目のブレークポイントにして初めてブレークに成功する。

 第4セットも第1ゲームをブレークし、波に乗るかと思われたが、ピリっとしない。すぐにブレークバックを許すと、勢いはストップ。錦織は全体的に覇気のないまま敗れ去った。

 前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンで左臀部を痛めたが、体調面の不安はなく、勝ち進んだ。しかし、4大大会で唯一、8強進出の経験がないウィンブルドンは、またも大きな壁となって錦織の前に立ちふさがった。

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