【ブラジル・リオデジャネイロ21日(日本時間22日)発】テニスのリオ・オープン男子シングルス1回戦、第1シードで世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は世界76位のトマス・ベルッシ(29=ブラジル)と対戦。4―6、3―6のストレートで敗れ、まさかの初戦敗退となった。

 2度目の対戦で、2015年の全仏オープン2回戦では錦織がストレートで勝利している。しかし、この日の錦織はショットの精度が悪く、ミスを連発。完全な自滅で第1セットを4―6で落とし、ラケットを叩きつけた。第2セットも第1ゲームをブレークされると、イライラを募らせナーバスな姿を見せる場面も。第9ゲームをブレークされて、3―6と1セットも取れずに1回戦で姿を消した。

 錦織は19日までアルゼンチン・オープンを戦っていたためか、動きは重く疲労は明らか。それでも第1シードとして屈辱の1回戦負けが、今後の戦いにも大きな影響を及ぼしそうだ。